【別紙1】 補助事業計画総括表

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CONTENTS


REFERENCES


開発研究テーマ

申請者

市内事業所所在地

〒950-0915 新潟市鐙西1-11-1 新潟企業化センター102

研究開発実施場所

〒950-0915 新潟市鐙西1-11-1 新潟企業化センター102

研究開発従事者数

3人

事業担当者

研究開発の目的

ハードディスク録画機やデジタルカメラ等のデジタルビデオ機器が普及し,ビデオをコンピュータに取り込んで鑑賞したり編集加工したりする機会が増えている。高画質なビデオは大きな記録容量を要求するため,内蔵ハードディスクに収まりきれなくなったビデオファイルの格納や巨大データのやり取りの手段として,外部記録装置の需要が拡大している。

一方,ビデオ機器から出力される,あるいは入力可能なビデオフォーマットは複数の規格が普及している。各フォーマットは,編集加工に適しているが大容量であるもの,高圧縮であるが処理が複雑であり編集加工に適さないものなど,それぞれ特徴があり,万能のフォーマットは存在しない。異なるフォーマットの間を変換するトランスコード技術は今後ますます重要性が高まると期待される。

本研究開発は,ビデオ処理およびUSBターゲット開発技術の高度化を図り,ビデオトランスコード機能を特徴とする外部記録装置の新製品開発を目的とする。

研究開発の概要

  1. PCベースの機能試作
    • 組み込み向けのPCパーツを用いてネットワーク接続ストレージを試作する。
    • 必要な機能を実現するのに最低限必要なCPUやメモリ等のリソースについて検討する。
    • OSとしてLinuxを採用し,ネットワーク接続ストレージ向けのカスタマイズを行う。
    • ビデオトランスコードは一般に大量の演算を必要とするため,専用LSIをPCIカードとして搭載する。
    • ビデオトランスコードLSIの制御プログラムを作成し,最適なビデオ出力を得るための 符号化パラメータについて検討する。
  2. USB接続のトランスコードモジュール試作
    • ハードウェアビデオトランスコードのためのLSIをUSBデバイスとして実装する。
    • 8Mbpsから15Mbps程度の高ビットレートを持つソース映像を 1Mbpsから4Mbps程度の低ビットレートの映像にトランスコードするためには 20Mbps程度の帯域が必要となるため,USB2.0 High Speed対応のUSBターゲットLSIを検討する。
    • USBトランスコードモジュールのデバイスドライバを作成する。
  3. USBマスストレージクラスデバイス試作
    • OS標準のUSBドライバに適合させるために, トランスコードモジュールをUSBマスストレージクラスとして実装する。
    • トランスコードモジュール側に記録装置を内蔵し,USB2.0 Full Speedでも利用可能とする。
    • USB2.0 On The Goを実装し,USBターゲット同士の接続について検討する。

共同研究者及び技術指導者


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